仕事、その2。。。
琥珀です。
『3月11日』。
今日という日。。。
365分の1ではない日。。。
その1日がどのような日になるかは、
今後の一人ひとりが、
どのような明日を作っていくかによって、
大きく変わるような気がします。
ここ数日、普段はあまり見ないテレビに釘付けです。
その中でも、その人の生き方、仕事に対する思いに、
目がいってしまいます。
新聞社の熱意、自衛隊や消防団の使命感・・・。
あの状況の中、使命感を持って仕事に向かう姿、
被災者でありながら、市民のため、地域のために活動する姿。
仕事だからやるのか。
やれと言われたからやるのか。
その行動はけして、そのような後ろ向きのものではなく、
「自ら」、「能動的に」、「積極的に」行っているようにしか見えませんでした。
なぜだろうと考えると、
そこには、その人にとって、仕事という前に、
それがやりたいこと、生きがい、生き方ではないか、と。
仕事に対する不満は、多くの人が多かれ少なかれ持っているものでしょう。
それが「やりたいこと=仕事」となると、
その不満はかなり少なくなってくるのではないかと思います。
あの震災の中、不満の材料を探したらいくらでも出てきそうです。
しかし、そんな中、自らの命を懸け、人命救助にあたり、行動しています。
ほんとに頭の下がる想いです。
自分の行動が誰かのためになる。
それは、
誰かのために
「してあげてる」のではなく、
自分の意思、思いで、
「やる」ことが、
結果的に誰かのためになる。
・・・、うまく言葉に出来ませんが、
この震災を通して多くの人がさまざまのことを感じているように、
また自分もいろんなことを考えるようになりました。
以前のブログで、
栗城史多(くりきのぶかず)さんの事を書きました。
彼は、登山家です。
山に登るというのは、究極とも言えるほど、自分自身のための行動です。
が、その行動が、周りに勇気や希望を与えています。
その行動が、結果的に誰かのためになっているのです。
自分のための行動、やりがいを持ってやっていることだから、
その人はもちろん輝いています。
輝いているからこそ、人に影響を及ぼす存在になれる。
想いを言葉に、というのはなかなかうまくいきません。。。
しかし、この想いを持ち続け・・・。
そして、やはりこの言葉・・・。
『一生懸命』
この言葉を胸に、行動すれば何かが変わる、何かが開けるような気がします。
『3・11』は明るい明日を作る、新たなスタートの日なのかも知れません。。。
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