これこそ原点・・・。
琥珀です。
2か月ぶりの更新です。
1か月前にさかのぼってください。
あの暑かった7月後半に。
以降、7月にタイムスリップです。
7月20日は第一歩の日でした。
7年前、
2008年のことです・・・。
バイトをしながら、
資金を貯め、
材料を買い、
コツコツ窯を作り、
2008年7月20日に初めて、窯に火を入れました。
ガラス工房として大事な第一歩を踏み出した日です。
あれから、7年の月日が経ちました。
ここまで何とかやってきましたが、
まだ7年、たかが7年です。。。
これからさらにより良い作品作りに励んでまいります。
この7年間やってきた、
いや、このガラスの世界に入って13年間、
このガラス作りの原点ともいえる、
再生ガラス。
一度使われた廃瓶を溶かして新たな命を吹き込む、
沖縄で学んだ琉球ガラスの作り方は、
全く揺らぐことがなく、
このやり方があって、初めて自分にガラスを作るということがあるというくらいに、
この再生ガラスこそが、
「吹きガラス工房 琥珀」の存在意義でもあります。
現在8種類の瓶を使い、一切着色もせずにその瓶の色、味わいをいかして作っています。
その瓶を使うのも容易ではありません。
タダだから・・・、
そんな単純なものではありません。
それぞれの瓶をもらいに行って、
ラベルをはぎ、中を洗い、乾かし、細かく砕いて、
初めて材料として価値が出てくるのです。
その手間、けしてタダではありません。。。
その原点でもある、貴重な瓶、
最近工房内は、瓶であふれかえっています。
先日は、
コーラ瓶を数百本、
酒瓶を数十本、
そして昨日、地元の牧場から、
牛乳瓶300本以上。。。
この瓶あってこそです。
8年目スタートします。。。
という、7月のお話でした。。。
今日たまたま、工房でこのような話をしたので。。。
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